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異世界居酒屋「のぶ」 1巻

第一話 おでんのじゃがいも
古都アイテーリアの兵士ハンスとニコラウスが訪れたのは居酒屋のぶ。

高級そうなガラス戸にしり込みするハンスでしたが、「トリアエズナマ」と呼ばれるキンキンに冷えたビールに「オトーシ」の枝豆出てくる品はどれも美味しく魅了されます。

本日のおすすめは「おでん」、どれも味が染みており、いつも食べ飽きている馬鈴薯すら箸が止まらない状態。

お代も安く、満足して帰る二人、ハンスは店員のしのぶに思いをはせながら夜空を見上げます。

第二話 若鶏の唐揚げ
今夜は話題の居酒屋が気になる中隊長ベルトホルトを連れて、のぶを訪れるハンス。

ベルトホルトは大将に良い肉手に入りづらい鶏肉料理を注文します。

大量の油にくぐらせて出来上がったのは若鶏の唐揚げ。

ナマに合うジューシーな唐揚げを平らげ満足するも、大将たちが賄いでチキン南蛮を作り始めます。

どうしてもチキン南蛮が食べたかったベルトホルトは翌日再度のぶに来店します。

第三話 しのぶちゃんの特製ナポリタン
今日のお客様は徴税請負人のゲーアノート。

急にできたのぶを調べるついでにしのぶにパスタを注文します。

出てきたのはスパゲティナポリタン、しのぶに勧められるままに粉チーズやタバスコで味変しながら完食。

口の周りをケチャップでべったりにしながら、ゲーアノートは満足げに店を後にします。

第四話 お嬢様の難題
今日のお客様は貴族のヨハンと姪のヒルデガルド。

ヒルデガルドの注文は「臭くなくて辛くなくて酸っぱくなくて苦くなくて固くなくてパンでも芋でもお粥でも卵でもシチューでもない美味しいもの」でした。

出てきたのは目の前のお鍋で作られる熱々の「アンカケユドーフ」、わがままなヒルデガルドも平らげもっとほしいとねだります。

もう湯豆腐はおしまいというしのぶは、それ以外の注文に合う料理をいくつも出してくれます。

第五話 はじめての海鮮丼
今夜のお客様はカミルとイグナーツの義兄弟。

度胸試しに生魚を食べようと来店します。

カミルだけお刺身を注文しますが、ハマチの刺身を美味しそうに食べる光景に思わずイグナーツも「カイセンドン」を頼みます。

最後は二人で「カイセンドン」を食べながら、乾杯します。

第六話 豚汁
寒空の中ニコラウスがのぶを訪れると、中ではすでにハンスが一杯やっていました。

二人で何か温かい汁ものをと頼むと、出てきたのは豚汁。

冷えた体に染み渡る豚肉の油とごろりとした野菜、二人はおかわりします。

そんな様子を見て大将は夜ここにお客さんが集まって幸せそうな顔をしてくれる、これってとても良いことだなぁと感じます。

自分の人生に漠然と不安を抱えていたニコラウスは明日もまたのぶに来ようと心の中で思います。

異世界居酒屋「のぶ」 1巻の感想(ネタバレ、感想、おすすめなど)

とにかくどの料理もおいしそうの一言です。

もちろん作者さんの作画力が一番だとは思いますが、物流がそんなに良くない都という設定もあってか、登場人物たちも美味しそうに食べるのでどの料理も一層美味しそうに見えます。

若鶏の唐揚げの回はお昼時に読んでいたのですが、読みながらどうしても唐揚げが食べたくなってしまい、お昼ご飯に唐揚げ弁当を買いに行きました。

読んでいた季節は夏でしたが、そんなお構いなしで豚汁もあんかけ湯豆腐もおでんも食べたくなってきます。

ゲーアノートがナポリタンを夢中になって食べているところでは、当たり前のことですが、どんな厳しそうな大人でも皆昔は子供だったのだなと感じました。

まさしく童心に帰る、どんな人に対しても美味しい料理には弱いものですね。

ヒルデガルドのあんかけ湯豆腐を待つ姿もとても愛らしかったです。

あの目の前で作るという光景、子供にはたまらなくワクワクするでことでしょう。

自分も子供の頃外食に連れてってもらって、カウンター席などで料理風景が見えると胸を躍らせながら見ていたなと思い出しました。

大将としのぶちゃんはもちろん元々アイテーリアの住民ではないでしょうが、異世界召喚のようにここに飛ばされてきたのでしょうか。

途中でらっきょうを買いに行くときに裏口から買い出しに行ってましたが、お店を通じて日本とアイテーリアを行き来できる状態なんでしょうか。

生魚や鶏肉の仕入れのことを考えると後者なのだろうと思いますが、そうだとしたら何かの拍子に誰か迷い込んでしまいそうで怖いですね。

アイテーリアでは高価とされているガラスを扉に使っていたり、料理面でもエールが冷えていたり、大量の油を料理に使っていたりと、おそらく住民が見て普通と違うところが多そうですが、その辺問題になってきたりはしないのでしょうか。

美味しい料理で尚且つきっと相場にしては安いお代で提供しているようですし、周りにお店があったらたまったもんじゃないですね。

次巻はどんな料理が出てくるのか、楽しみです。


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