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もののけ草子 1巻

1話 虎倀(こちょう)
芸人の”手の目”は幼いですが女芸人で、少し先の未来をみたり千里眼を使うことができます。

今日も料亭に呼ばれて出てきたが、竹林で迷ってしまいました。

不穏な空気を感じた”手の目”でしたが、そこに顔色の悪い男が現れます。

男は「この竹林には虎が出てると言われている。何人も食い殺されている」と言います。

2話 鯨神
今日も元気に料亭にやってきた”手の目”だったが、お客様はなんだかお酒に酔って不穏な雰囲気でした。

そんなつれない旦那に手の目は自分の身の上話を始めます。

親もなく家もなく、ずいぶん旅をした”手の目”だったがある時浜へきたと言います。

そこには大きな鯨が打ち上げられていました。

”手の目”は死んでしまった鯨と自分の楽しい話を、お客様に聞かせてあげますが…。

3話 河童
座敷をしくじってしまった”手の目”は大きな川を渡ろうと船に乗りました。

船主は広い川を自慢げに話しますが、”手の目”は海辺の生まれなので川は海の壮大さに敵わないと言います。

そこに無数の河童がやってきます。

船頭は河童の使いで、船に乗るお客の金品を盗む悪党だったのです。

”手の目”の運命はどうなるのでしょうか?

4話 三味弾きの手の目
山の中に迷ってしまった”手の目”は、立派なお館を見つけて一晩泊めてもらえることになりました。

突然開けたところにあった館なので、また怪が出るのではないかと危惧する”手の目”でしたがやはり無理難題を押し付けられました。

館の主は「怪を追い払うために、三味線をずっと引き続けて欲しい」と”手の目”に頼みます。

第5話 山の夜語り
”手の目”は夜の山の中で、傷だらけの若旦那と出会います。

どうやら若旦那は、心中に失敗して夜道を歩き続けていたそうです。

そして二人のもとに、口べらしで亡くなってしまった子供の幽霊達があらまれます。

幽霊達はいろんなおばけに化けて見せますが…

第6話 邪ノ眼封じ
少年が釣りをしていたら、お腹を空かせた”手の目”は少年の釣った魚に食いついてきました。

手の目は魚を離さず、聡というその少年は”手の目”を家に連れて帰り着替えをさせます。

”手の目”を綺麗だという聡には、誰にも言えない秘密があったのです。

第7話 屍の街
大人になった”手の目”は街中で自分を呼ぶ声が聞こえます。

それは以前”手の目”を釣った少年の聡でした。

聡も大人になりましたが、昼間から酒に酔って食べ散らかしひどく疲れた様子でした。

一体聡はその後どのような人生を送ったのでしょうか…

第8話 幻の航海Ⅰ
”手の目”は聡とともに船旅に出ることになりました。

聡はその奇怪な能力のせいで、”手の目”から離れることができなくなっていたのです。

船の乗客から怪訝な目で見られる”手の目”でしたが、看板で休んでいると一人の女に船に突き落とされてしまいます。

第9話 幻の航海Ⅱ
”手の目”と聡が乗った船は、沈没してしまいました。

救命ボートは数が足りず、人々は泣き叫びます。

飢えた鮫たちがやってきて、海中の人々を食い殺します。

”手の目”を突き落とした女は、聡に手をひかれ救命ボートに乗ったはずでしたが…

第10話 魔法使いの弟子
子兎(シャオツー)は変身が得意で、博打好きの王(ワン)に仕えていました。

賭博で勝ち逃げしたお客を脅かし、金を取り返すのが子兎(シャオツー)の役目でした。

ある時、子兎(シャオツー)はポーカーで一人勝ちした”手の目”をいつものよう脅かしにいきますが…

もののけ草子の感想(ネタバレ、感想、おすすめなど)

初めて高橋葉介さんの漫画を店頭で見た時、なんだろうこのおどろおどろしい絵はと思いました。

水墨画のような怖いけれども迫力のある絵は、読んでいるうちに麻薬のように惹かれていってしまいました。

このタッチは「からくりサーカス」で知られている藤田和日郎さんも影響を受けたそうです。

そして、手に目玉についた”手の目”が「あっしは”手の目”だ」「先見や千里眼で酒の席を取り持つ芸人だ」と最初のページで言います。

たった二コマでありながら、なんとも言えぬ奇妙さを感じます。

手の目玉をこちらに向けていて、自分が読者であるのに見られている感覚に陥ってしまいました。

この引き込まれる導入から目眩く怪奇の登場に、同様と興奮が止まらずどんどん読み進んでしまします。

テンポの良いコマ割りと、無敵で無邪気な”手の目”ちゃんが飛んで跳ねて泳いで弾いてとてもかわいいです。

芸人ながらまだ男の人に慣れていなくて、それでいて男の嫌な部分を見透かしているようで、少女特有の無敵さがありました。

しかし、話が進むごとに”手の目”はどんどん成長していきます。

6話の蛇ノ眼封じから、ただ無敵な少女から女に変わったなと感じました。

今までずっと一人で行動していた”手の目”が、自分の目の力で困っている聡を初めて助けてあげます。

一人で生きてきて無敵だった”手の目”が、初めて同い年の男の子に惹かれたのは”手の目”を一つ成長させたのです。

聡は病んでしまい、過去の明るい少年ではなくなっていて”手の目”に依存していました。

それを少し鬱陶しく思っていた”手の目”でしたが、船が沈没して聡もたくさんの乗客もなくなってしまいます。

「どいつもこいつも消えるがいいさ。あたしの前からいなくなれ」
「あたしは大丈夫さ。元からひとりだもの」

という”手の目”からはとんでもない哀愁と悲しみを感じます。

その次の話から、”手の目”の顔はもう少女ではなくなります。
付き人の子兎(シャオツー)が現れ、代わりに少女役を引き受けます。

”手の目”は次第に眠る時間が多くなっていき、昔に惚れた若旦那の夢を繰り返し見るようになります。

後半は老いていく手の目の哀しさが泣けてきます。


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