『異世界魔法は遅れてる!』1巻 あらすじ
ある日、八鍵水明と友人の遮那黎二と安濃瑞樹は、どこかに飛ばされてしまいます。
足元には魔法陣があり、突然異世界に連れてこられたと推測します。
黎二は力が強くなってると、柱を壊します。
この世界の人間がやって来て、他の二人は想定外と言います。
アステル王国国王アルマディヤウス・ルート・アステルが第二子ティータニア・ルート・アステルと名乗ります。
召喚に尽力した宮廷魔導師フェルメニア・スティングレイと紹介します。
そして、予想通り、魔王を倒して欲しいと言われます。
勇者は黎二、正義感に溢れているから、魔王退治を引き受けます。
巻き込まれたくない水明は、国王に元の世界に戻すよう頼むが、出来ないと言われ、キレる水明。
以来、閉じ籠る水明。
黎二は特訓を始めます。
実際に魔法を見て驚く黎二と瑞樹。
城の書庫から本を持ち出し、調べるが見つけられず、自分の目で調べようとする水明。
道に迷ってると、フェルメニアと出くわし、魔王討伐を断った理由を聞かれます。
黎二達の為に怒るフェルメニアを少し見直します。
一人マントの裾を踏んで絡まるフェルメニアを助け、可愛い顔が台無しと、顔の汚れを拭ってやります。
何故か、
「すごく可愛い」
と言われたと思い、照れて動揺するフェルメニア。
謝ろうと部屋に行き、本を見つけ、怪しみます。
水明は、足元に崩れ落ちた警備用魔導具の人形を見て、殺されかけたのを思い出す。
それを意図も簡単に元に戻す水明。
召喚に使った魔方陣を調べます。
国王に進言するフェルメニア。
召喚された日に魔法を使おうとした気配も感じ取っていたフェルメニア。
結局、何も出来ず苛立つフェルメニアに魔導師が嘘を吹き込みます。
しかし、その男は勇者に教える対決に負けた男でした。
水明の後をつけるフェルメニア。
陛下の白亜の庭園だと思っていたら、水明が作った結界の幽玄世界と言われます。
結界も理解しないフェルメニアに頭を悩ます水明。
フェルメニアの魔法攻撃を意図も簡単に消す水明。
あまりの幼稚な魔法に怒る水明。
魔法陣を簡単に出す事にも驚くフェルメニア。
きちんと教える水明。
誰より強いと思うフェルメニア。
「魔術師 八鍵水明」
と名乗ります。
圧倒的強さを見せつけ勝つと、今日の事を話さないと言う魔法の誓約書にサインさせます。
散々脅すと、泣き出すフェルメニア。
服を元に戻し、慌てその場を離れます。
国王に呼ばれ、この服装は正装と言う水明。
覚悟を決めて、フェルメニアとの事を聞く国王。
改めて、名乗る水明。
表向き魔術師はいないと話します。
隠れていたフェルメニアにも何もしないと言います。
自室に戻った宮廷魔導師は、自分の策でフェルメニアが解任されたと、べらべらと独り言を言います。
その男と対峙する水明。
ーーーー2巻へ続く。
書き下ろし小説「八鍵水明前日譚」
魔術組織があって、存在が明るみにならないように犯罪者を取り締まっています。
追手が少年だから侮っていたが、すぐに気付きます。
少年は直接委託されたと言います。
それが八鍵水明でした。
この翌日の放課後、他の二人と異世界へ飛ばされるのでした。
書き下ろし漫画「アトリビュートマスター」
どんどん魔法を覚えていく黎二。
黎二にすり寄るティータニア。
怒る瑞樹。
黎二が試合で勝っていき、すべての属性を統べる奇跡の使い手、全属の覇者と二つ名を貰ったと知り、笑う水明。
『異世界魔法は遅れてる!』1巻 感想
最初のカラーのページに水明とフェルメニアが戦ってるシーンが少し載ってますね。
カラーだから、綺麗ですね。
八鍵水明、遮那黎二、安濃瑞樹の三人は突然知らない場所に飛ばされ、小説のようだと気付きます。
ちょっと悪ふざけしてる所は、まだ余裕ですね。
小説みたいと、冷静になれてるからか、名乗りも名前、名字と言い換えてますね。
偉い人が来て言われる台詞も想定ないと、脱力してしまう三人でしたね。
それにしても、水明の
「父さんと交わした約束も果たせてないのに、死ねない」
が気になりますね。
次巻以降でわかるといいですね。
それにしても、人類の危機が多すぎる世界ですね。
この黎二君は、いい人過ぎますね。
黎二に魔法がない事を問い詰めてたフェルメニア。
思えば、水明を疑っていたからでしょうね。
でも、水明に、
「可愛い顔」
と言われて、照れて、動揺して、
「すごく可愛い」
と解釈するなんて、言われ慣れていないからでしょうね。
廊下では、制服だったのに、白亜の庭園もどきでは、服装が変わっていましたね。
黒いロングコートとパンツ、ネクタイ、黒い靴。
あと黒の手袋ですね。
何気に水明、喜怒哀楽が激しい所がありますよね。
あまりのこの世界の魔法が遅れている事に嘆いてますね。
でも、きちっと説明する所が、根っからの意地悪さんではないと言う事でしょうか。
無詠唱でもいけるみたいですが、ちゃんと呪文を詠唱してますね。
勿論、フェルメニアよりは、簡潔な呪文のようですね。
英語と言うべきでしょうか。
勝つと、魔王討伐に行かない理由を話してましたね。
とうとうと聞かせ、魔法の契約書……魔術師の行動と命を縛る《悪魔の契約書》にサインさせる所は凄いですね。
つついたら痛がってましたからね。
泣き出したフェルメニアに動揺した様子を見ると、悪くはないと見えますね。
国王に呼ばれて、隠れていたフェルメニアが見つかった時の二人、何か素直って感じですね。
フェルメニアが皆の前で、宮廷魔導師やめさせられたのは、一種の作戦なんでしょうね。
おそらく、水明が考えたんでしょうね。
「この謀略、我が現代魔術で解き明かしてみせよう」
何て、まるで探偵ですね。
ーー2巻へ続く。
書き下ろし小説「八鍵水明前日譚」
元の世界にも魔術組織があって、存在が明るみにならないように、一般人に危害をくわえないように、犯罪者を取り締まってるようですね。
それで、犯罪者が出て、追手がかかり、それが少年だからと、見習いとかと侮っていた犯罪者達。
戦ってから気付きます。
見習いとかとではないと。
それが八鍵水明でした。
この翌日の放課後、他の二人と異世界へ飛ばされるのでした。
書き下ろし漫画「アトリビュートマスター」
どんどん魔法を覚えていく黎二に、すり寄るティータニア。
それを怒る瑞樹。
どうやら三角関係いなっているようですね。
黎二が試合で勝っていき、すべての属性を統べる奇跡の使い手、全属の覇者と二つ名を貰ったと知り、吹き出して大笑いする水明。