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海の闇、月の影

一卵性双生児の高校生、流水(るみ)と流風(るか)は、本当によく似た双子でした。
同じ顔と心をもち、二人ともが陸上部の先輩である当麻 克之(とうま かつゆき)に恋をしてしまったのでした。
そんな中、克之が告白したのは双子の妹で、本作品の主人公でもある流風でした。
流水は流風に「自分のことは気にせずに当麻先輩とつき合うように」と流風の背中を押します。
一卵性双生児といえども、いつまでも一緒にはいられないこと、いつまでも同じものを分け合うわけにはいかないことは、二人ともわかっていました。
克之が流風を選んだことは、その第一歩……。
たったそれだけのことで終わるはずだったこの一件は、陸上部のみんなと海へハイキングに出かけたことで、一変してしまいます。
ちなみに、このハイキングで克之と一部のメンバーは不参加でした。
突然の雨に降られたみんなは、古い横穴を見つけてその中へと入ってしまいます。
実は、そこは古代の集団墳墓でした。
大量の人間の骨を見つけてしまい、さらにはカビ臭い変な空気を吸い込み、気分の悪くなったみんなは、あわてて外へと飛び出しますが、そこで全員が倒れ込み、流水と流風も気を失ってしまいます。
目が覚めたとき、流水と流風以外は全員亡くなったという衝撃の事実が突きつけられます。
しかも、流水の様子がその日から少しずつおかしくなっていったのです。
信じがたいことに流水は、あの集団墳墓で古代のウイルスを吸い込んだことにより、超能力を得てしまっていました。
さらには、そのウイルスにより、今まで抑え込んでいた激しい感情をコントロールできなくなっていたのです。
憎い相手の頭の中に指を突っ込み、外傷を残すことなく脳を潰せてしまえたり、相手に傷を負わせてその傷口から自分のウイルスを感染させて、自分の意のままに操ったりすることが可能だと気づいた流水は、克之を手に入れるために流風をあらゆる手段で殺そうとします。
それは、やがて流風の周囲だけではなく、街や国さえも飲み込むほどの大騒動へと発展していくのです。

コミックの感想(ネタバレ、感想、おすすめなど)

篠原 千絵さんの作品は、双子好きにはたまらないものがたくさんあります。
『天は赤い河のほとり』にも双子たちが(番外編では複数)登場しますが、この作品は双子尽くしといっていいほど、一卵性双生児たちが中心となる物語です。
物語が進むにつれて、流水と流風以外の双子たちが登場してきます。
中には、思いもよらないかたちで「特殊な双子」が登場したりもします。
流水の激しさに、最初のうちはただただ恐怖しか感じませんが、そのうちに流水の心の戸惑いや、葛藤、苛立ちなどが見えてきます。
同時に、流風の強さ、流水と同じような激しさにも驚かされることになります。
流水と流風は、本当に一つのものを分け合って生まれてきた、とても強い絆をもつ一卵性双生児なのです。
流水に命を狙われ続けるうちに、流風にもあの日、ウイルスによって超能力が備わってしまっていたことが判明します。
それは、流水の能力によって操られていた人々をもとに戻す力です。
そして、人々が流水の能力に感染するのを予防することも可能だと気づきます。
克之と流風は、なんとかして流水の暴走を止めようとしますが、この能力を駆使した頭脳戦は、二転三転し、さらには部外者が関わってくることによって、最初の能力からどんどん進化を遂げていきます。
もはや流水と流風だけの問題ではなくなり、関わってくる人々の数は増え続け、それらの陰謀は二人の手には負えないほどに巨大化していくことになるのです。
流水が初めて殺人を犯し、家族すらも自分の操り人形として巻き込んだときから、物語は悲惨な方向へと転がり続け、流風にとってかけがえのない人たちが悲惨な末路を辿ることになります。
その出来事の数々は、流風を深く傷つけていきます。
ですが、それは流水にとっても同じことでした。
最後まで流水の暴走は止まることはないのですが、それは感情のコントロールがきかなくなってしまったことにより、止めることができなかったからでもありました。
流水自身も苦しんでいることを知った流風は、流水を助けるために克之も含めた3人での話し合いの末、一つの決断を迫られることになります……。


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