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伝える吐息

『伝える吐息』 全1巻 あらすじ

ー《零れる視線》

憧れの図書館司書になった霞 詩乃(かすみ しの)は、上司でコンビの司書主任の都築 薫(つづき かおる)の意地悪と毒舌に悩まされてました。

ある夜、都築の眼鏡を壊してしまい、詩乃の運転で新しく眼鏡を新調した都築を送ると、部屋の掃除をさせられてしまいます。

殺風景な部屋を見た詩乃は、花でも飾ればと言ってみる。

「世話すんのが、面倒くさい」

と、都築。

都築の役に立ちたい詩乃は、疲れて眠っている都築に思わずキスする。

寝ていたはずの都築に、

「うまい」

と唇を舐められ、動揺した詩乃は慌てて帰ります。

詩乃は自分の気持ちに気付くが、都築が言う好きとは違うと思い、動揺する詩乃。

仕事でミスし、都築に庇われるが、詩乃は言葉に詰まり、

「泣き落としは一番嫌い」

と言われてしまう。

思わず泣いてしまった詩乃は、都築にとって自分の存在が何なのか考えてしまう。

都築もまた、内心悩んでいました。

詩乃は1週間前に戻りたいと思うが、何も変わらないと気付く。

図書館に戻った詩乃は、

「眼鏡のお詫びとハンカチのお礼に」

と、部屋に飾って欲しいと花を用意した詩乃。

詩乃の思惑がなんなのか掴めず、断る都築。

「あたしが世話をしに行きますから、いい考えでしょう?」

詩乃はそう言って、前に進もうと決心する。

そんな詩乃に降参した都築は、

「お前には、負けたよ。好きだ」

と、詩乃を抱き締め、キスをする。

「また逃げる? 詩乃?」

そう都築に微笑まれ、

「負けませんから!」

と、キスを返す詩乃。

ー《焦れる指先》

付き合って4ヶ月になったある夜、

「一緒に暮らしてみるか」

と都築に言われ驚くが、些細な事で怒ってしまった詩乃は、

「一緒には暮らさない」

と言ってしまい、都築を怒らせてしまいます。

職員旅行の日、詩乃はバスの中でやけ酒してしまい、結局、都築に介抱されます。

宴会場で落ち込んでいると、やたらさわってくる館長に詩乃は気持ち悪くなり、

「都築さん、何とかしてよ」

と叫ぶ。

「その呼び方、色気がない」

と都築がやって来て、館長にセクハラの証拠として、デジカメの動画を見せる。

「こいつと俺が付き合っていても、異動はナシでお願いします」

と皆の前でキスする都築。

逃げ隠れしなくていいように考えてくれていたと知り、館長に釘を指してから、2人宴会場を抜け出し、屋上へ。

夜空には、双子座流星群があり、21歳の誕生日を祝ってくれた意外とロマンチストな都築。

やっと素直になった詩乃を抱き締めると、

「素直になるのが遅い」

先を考えていたのに断った詩乃に意地悪をしたといい、右手の薬指に指輪をはめる都築。

ようやく仲良く過ごす2人でした。

ー《伝える吐息》

同棲して1ヶ月、仕事のコンビは変わったが、2人だけの時間を楽しむ詩乃。

新人の秋月と仲良くしている様子を見て、少し寒く感じているとコンビの立花に心配されるが、平気だと言う。

詩乃は、都築と秋月が一緒にいるのを見る度に不安ばかりが大きくなってしまい、結局、倒れてしまいます。

目が覚め、泣きながら必死に都築に抱きつく詩乃を都築は激しいキスで返す。

「言葉にしないとキツい」

そう抱き締める都築は、ちゃんと詩乃の体を気遣い、お粥を用意してくれていた。

食後、キスをしてくる都築。

「名前がいい」

と言い、恥ずかし気に、

「か…薫さん?」

と、呼ぶと、詩乃の胸元に顔を埋め、

「悪い眠らせてやれないかも」

と言われ、苦笑する詩乃でした。

ー短編「その薫りさえも」

間庭真二(まにわ しんじ)との時間を大切にする西依透子(にしより とおこ)。

最近、邪魔してくる藤見司(ふじみ つかさ)。

結婚している真二との始まりを思い出す透子。

2年前の春、教師初日に怪我した透子を励ましてくれた時から、2人の時間が必要だった透子。

「修学旅行で2人の思い出を作ってみては?」

と告白してきた司にアドバイスされる透子。

修学旅行の京都で2人で過ごし、真二が買った
《安産御守》に現実を思い知る。

「もっと早く透子に会いたかった」

関係を終わりにする2人。

「真二さんは嘘をついてなかった」

ようやく思い出に出来ると、司の腕の中で泣く透子。

司との新しい道を進み出す透子。

ー短編《お釣りはいくら?》

両親に紹介する日に姿を消した彼を埠頭にまで探しに来る黒津風純(くろつ かすみ)。

風純は、背格好が似てる男を18才と勘違いして、バイトを持ち掛けます。

返事を聞かないまま、強引に連れ出し、両親に紹介する風純。

諸橋冴(もろはしさえ)を身代わりとして、一緒に暮らす事になります。

いつしか冴の存在が大きくなり、

「ずっと好きでいる約束」

いつの間にか心に入り込んでいた冴を受け入れ、一夜を共にする。

「女の心なんて簡単……必ずNo.1に返り咲いてみせますから」

そう冴が電話してるのを聞いてしまいます。

名刺を渡され、28才ホストと知る。

「好きだよ」

そう言って抱き締められるが、

「店に来てね。コレは預かっておくから」

結婚資金の300万円持ったまま出ていこうとし、

「絶対に逃がさない!」

ー2人の顔は笑顔に溢れていました。

『伝える吐息』 全1巻 感想

なかなか素直になれず、負けず嫌いなヒロイン詩乃とあまり言葉にしない大人な都築。

すれ違ったり、空回りしたり、ようやく素直になって結ばれる2人。

寝ていると思ってキスしたり、実は起きていたり……こう言うパターン好きですね。

都築の表情がちょっと読みにくいところがありますね。

大人だからでしょうね。

だから、少し表情が崩れたりすると、切ないですね。

また意地を張ってしまう詩乃。

そんな詩乃に都築は意地悪をしつつ、ちゃんと2人の事を考えて、確実に一緒にいるために策を練ります。

誤魔化せられないように、証拠を撮ってセクハラ館長を脅して、2人の交際をオープンにする所は、腹黒さを感じましたね。

それでいてロマンチックで情熱的とくれば、申し分ないですね。

好きすぎて不安になったり、言葉にしなくて後悔したり、すれ違い感が良かったです。

短編の別の話の「その薫りさえも」では、純粋な(?)不倫関係のヒロインと同僚教師。

作者の少し前の作品のようなので、この話題。

今なら、あまりこう言う肯定するようには描けないでしょうが、ほんの少し時代を感じますね。

相手の男・真二は、優しすぎて、どっちも選べなくて、結局奥さんに子供が出来たりして。

でも、4ヶ月って……ホント、優しすぎるのも問題ですね。

この話でヒロイン・透子を新しく支えたのは、ちょっと強引な同僚の司。

でも、強引くらいがヒロインにはちょうど良かったんでしょうね。

でも、そんな司にとって、切ないのと、よく我慢したと思った事があります。

失恋した透子に誘われて、ベットを共にしようとして、自分の事を考えていないと、ストップを掛けたところですね。

結局、体は結ばれなかったですけど、心は繋がったように感じましたね。

もう一つの短編「お釣りはいくら?」は、ヒロイン・風純の勘違いと身代わりから始まった関係。

波の音に邪魔されて、28才を18才と勘違いしたり。

それでも大きくなった彼・冴の存在を体ごと受け止めた後に、ホストと知る風純。

結婚資金の300万円を持っていかれそうになっても、両思いで幸せな風純と冴の関係がユニークだと思いましたね。


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