この作品は少年サンデーで1988年~1997年にわたって連載された西森博之が描くヤンキー漫画です。
比較的地味な中学生活を送っていた三橋貴志は私立軟葉高校への進学をきっかけに「高校デビュー」をする事を決意。
家からお金を持ち出し美容院に入るととにかく目立ちたい三橋が注文したヘアースタイルは「金髪パーマ」
キンキラに染まった頭を見て満足そうに美容院から出てきた三橋でしたが、そこで出会ったのは同時に美容院から出てきたホウキを逆さにした様なトゲトゲ頭の伊藤真司。そのとがった髪はの高さは推定25㎝!
彼も中学時代は地味な学校生活を送っており、友達はほとんどいませんでした。
その後同じ私立軟葉高校へ入学した二人は後に千葉最強コンビと恐れられるようになっていきます。
三橋貴志はとにかく卑怯。勝つためになら手段は選びません。
しかしただ卑怯なだけではなく持ち前の運動神経の良さ、そして強靭なスタミナ、その辺のヤンキー程度ならパンチ一発でKOする程度の力を持っています
頭の回転も速くやられたら何倍にも返して必ず仕返しをする。付いたあだ名は「金髪の悪魔」
噂に尾ひれも付きとんでもなく残虐なイメージで恐れられていますが、優しい一面があったりして筋はしっかり通っています。
そして相棒となる伊藤真司は三橋とは真逆の性格。
正義感が人一倍強く曲がったことは許さない。三橋が卑怯な事をするたびに口出しをして険悪な空気が流れたりすることもあります。
三橋が人望皆無なのに対し、その正義感の強さから伊藤は学校中から人望を集めていました。
しかし、あまりに真面目過ぎる(人を信じすぎる)性格を逆手に取られ、敵の罠にかかることもシバシバ
そんな時は三橋が陰ながらサポートしたりして伊藤を助け、三橋がピンチの時は伊藤が助けに現れ、
他校から私立軟葉高校の№1は三橋と言われていますが、お互いが認め合う強さを持っています。
そんな二人がバカ番長今井率いる紅羽高校と時には争い、時には協力したり
長年にわたり千葉県最強のヤンキー高校と言われ続けた開久高校と争ったりしながら
波乱万丈な高校生活を送っていく漫画です