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ゴーストハント

『十二国記』などで知られる小野不由美先生が原作の少女コミックです。

主人公である谷山 麻衣(たにやま まい)の通う高校には、取り壊そうとするたびに事故や事件が起こり、作業員のみならず教師や生徒などの不可解な死がつきまとう旧校舎があります。

現在も使われることなく、取り残されたままになっている旧校舎を取り壊すため、校長先生が依頼したのは『渋谷サイキック・リサーチ』の若き天才所長兼、ゴーストハンターである渋谷 一也(しぶや かずや)でした。

麻衣たちが放課後の教室で怪談話をしているところへ、渋谷(※ナル)はやってきます。

ナルは麻衣たちに「今年で十七」と語り、転校生であるかのような説明をします。※麻衣が渋谷のナルシスト振りに呆れて、つけたあだ名です。

端整な顔立ちに色めき立つ友人たちとは違い、麻衣はナルの瞳が全く笑っていないことに気づき、ただ一人警戒心を抱きます。実際、麻衣の勘は当たっており、ナルは転校生でもなければ、他人に対してにこやかに話しかけるようなタイプでもありません。

後々に麻衣の勘はとても大きな役割を果たしていくことになるのですが、この序盤のエピソードは、そういった片鱗を見せてくれるものとも言えるでしょう。

翌朝、麻衣は登校中に昨日の話しが気になってしまい、旧校舎へと足を向けます。薄暗い玄関を覗き込むと、なにやら見慣れぬ機材が……。

思わず中へ入ってしまった彼女は、突然何者かに声をかけられたことにより、靴箱を倒してしまいます。

そのせいで機材は靴箱の下敷きになり、もう使い物にはなりません。しかも、声をかけてきた青年(リン)に怪我を負わせてしまいます。

実はその機材の持ち主は、昨日教室で出会ったナルの物であり、リンはナルの助手でした。

この一連の出来事への埋め合わせとして、麻衣はナルたちの今回の仕事を手伝わされる羽目に陥ります。

旧校舎で巻き起こる奇っ怪な出来事は、説明不能の連続となり、ナル以外にも依頼されていた霊能者たちが次から次へと集まって来ます。

さらには、麻衣のクラスメイトで、自称霊能者でもある黒田さんという変わり者の少女も参戦することに……。

ここから、物語は意外な結末へと向けて動き出します。

コミックの感想(ネタバレ、感想、おすすめなど)

ストーリーテラーである小野不由美先生が原作とあって、物語は二転三転するスリリングさが味わえます。

正直、コミックの絵柄は少々雑っぽさが目立ちますが、徐々に物語へと引き込まれていくに連れて気にならなくなります。

ナルをはじめとする霊能者たちの旧校舎への印象は、必ずしも一致しません。

彼らの出会いは「霊がいる」、「霊はいない」といった言い争いから始まり、挙げ句の果てには様々な事故に見舞われるといった災難続きで、麻衣同様に頭を抱えてしまいそうな有り様です。

しかし、だからこそ読者は、誰の言うことを信用するのか、誰の能力を信じるのか、あるいは何が真実なのか、といった「自分自身の価値観と観察眼」を問われます。

物語に引き込まれていくに従って、読者の謎解きも次第に加熱していくこと間違いなしです。

登場人物たちも非常にクセが強く、ナルもリンも最初の頃の印象は最悪に近いものがありますが、麻衣が彼らと仕事をこなしていくうちに、それは少しずつ形をかえていきます。

ゴーストハントという題名から、幽霊ものメインに思われそうですが、それだけでは終わらない複雑さが本作の魅力の一つでもあります。

ミステリーホラー系が好きなら、一度は読んでおいて損はない作品と言えるでしょう。

後半の巻や、関連シリーズである『ゴーストハント 悪夢の棲む家』では、麻衣のもつ特殊能力の開花、自称巫女である綾子(あやこ)の本当の能力、ナルの双子の兄弟の事件など、徐々に登場人物たちのエピソードが明かされていきます。

ちなみに、前述した『ゴーストハント 悪夢の棲む家』の内容は、過去に日本で実際に起きた『練馬一家5人殺害事件』を元にしているのではないかとみられる話となっています。※内容としては、かなり怖くてショッキングな類いかもしれません。

こちらも、非常に引き込まれる物語となっており、最後の麻衣の優しさにも感動します。良作ですので、機会があれば是非読んでみて下さい。


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