このマンガは主人公「桜庭 雄斗」と同じクラスの「柏木 琴子」が付き合うまでの物語を描いたマンガです。
主人公、雄斗はオープンなオタクで友達の和樹に理解されていなくてもオープンを貫くメンタルの持ち主。
その一方、琴子はクラスでは『オタク嫌い』と噂だが、実は隠れオタクで雄斗よりもアニメ「ガジェット☆メイド」への愛が深い。
そんな2人が関わることとなったきっかけは、雄斗がアニメショップでアルバイトを始めた初日に、琴子と会ってしまいその場から逃げられてしまう。
翌日、琴子に呼び出され秘密にすることを約束するものの、バラされるんじゃないかと警戒している琴子。
そのまた次の日、学校の玄関で雄斗は琴子の親友「福田 清花」に、琴子のことでなにか知りませんか?、と聞かれるが雄斗は約束を守り、清花に琴子のことを話さなかった。その日のうちに琴子の警戒は解けた。
雄斗と琴子は放課後や昼休みに、人のいないところを選んでアニメの話をするようになる。
すると、ピクティアというイラスト投稿サイトで雄斗が”神絵師”と崇めている「sayane」が琴子だということを知る。
それを機にイラストをリクエストして描いてもらう、ということをしていたが、ある日琴子の悩みが爆発し、雄斗にぶつけてしまう。
そんな衝突やすれ違いが何度もあり、それでも2人はお互いを尊重しあって、最終的には付き合うところまでいく。
個人的には、雄斗の鈍感さ、ネガティブなど上げていくとマイナス点が結構目立つキャラになってしまうが、思考はネガティブでも想いは一途なところがあり応援したくなります。
マンガは全12巻で、多くもなく少なくもない冊数だと思います。ストーリー的にも急展開というほどの展開はないと思うので読みやすいと思います。
恋愛経験がなく恋する感情がわからない琴子に一心にアタックする雄斗、そんな雄斗の想いを受けてか、次第に”好き”を理解し始める琴子。
見てるこっちが恥ずかしくなるような初々しい2人を見たい方はぜひ読んでみてください。