げんしけんは、主人公笹原完士が大学に入学するところから始まる、学園オタク漫画です。
笹原君はオタクサークルに興味があり、入学時のサークル勧誘にてマンガ研究会やアニメ研究会などのサークルなどを見て回っていましたが、いまいち自分に合わないとおもってました。
そんな時、パンフレットに現代視聴覚研究会、通称げんしけんが目に留まったのです。
オタクに興味があった彼は、その部室に入ってみたのでした。
ところが、部室には誰もいません。
そこで、彼はその部室内でオタクのマンガを探して、読んでみるのでした。
という内容から、彼がげんしけんに入部するきっかけが始まるのですが、このマンガの面白いところは、やっぱりみんなオタクだな、と思える人物しか出ない。
ほかのまともな登場人物がほとんどいないのが面白いです。
げんしけんの登場人物は、ごく普通のオタクの笹原君、影が薄いけどいつの間にかいる会長、上級生でオタクの班目、久我山、田中の三人、笹原君の同級生のイケメンオタクの高坂君と高坂君が好きで、一応まともな春日部さんがメインでいます。
げんしけんのサークルで巻き起こすいろいろな普通の活動は見ていて笑えます。
げんしけんでは、普通の学校の話題は全く出てきません。
ほぼすべて、オタクの話題です。
そして、サークル内での恋愛をコミカルに描いています。
途中から、オタク女性を追加して、主人公のオタク事情を恋愛方面に持っていく感じが好きです。
時間的には、主人公が入学して卒業していくまでのお話なので、新入部員がある程度入ってきます。
だんだん、サークル内がマンガ研究会みたいになっていくところも、オタクはやっぱりマンガを描くんだなと思わせていきます。
コミフェスにならんだり、コミフェスにオタクマンガを描いて出店したり、コスプレしたりとやりたい放題しています。
オタクマンガを見たいとか、オタクマンガって何と思っている方は、ぜひこの漫画を見て参考にしたらいいのではないでしょうか。
はまりますよ。