『隅でいいです。構わないでくださいよ。』 1巻 あらすじ
少年姿の少女が、もうすぐ遊郭に売られると言います。
少女は何も言いません。
と、乙女ゲームをプレイする少女がいました。
女ではなく男が、遊女ならぬ遊男として働く遊郭に、下働きとして主人公(プレイヤー)が、紅一点状態の逆ハーレムを楽しむゲームです。
主人公のライバルは、《野菊》と言4の主人公愛理の相手が決まっても、他の相手と楽しむ設定に、《野菊》に肩入れします。
その設定に納得しないでいると、気持ち悪くないます。
目が覚めると、まるで時代劇のような町並みと人の姿に驚いていると、自分が子供になっている事に気付きます。
自分が誰か分からない事にも気付きます。
まわりも知ってる世界より、古い時代だと言う事はわかります。
遊郭のような場所で男が誘ってる事に不思議に思います。
歩き疲れ、どこかの建物の裏に潜みます。
子供だからか、泣いてしまいます。
その時、着物の男性に声を掛けられます。
結局付いて行きます。
天月妓楼で禿として、男として生活してもらうと言われます。
ここは、《吉原》で、《遊男》と言って、男が色を売ると知り、混乱します。
色を売らなくても立派な芸者にしてやると言います。
《野菊》と名前をつけてもらいます。
翌日、女と知る遊男の所に挨拶にいきます。
初日、花魁の清水の所で教わります。
傷跡に触ろうとすると、手を払われてしまいます。
おやじ様から、明日からも清水に付くかと言われ、逃げたくないと清水がいいといいます。
笑った顔が好きと、さっきの事を謝ります。
一緒にいてもいいかと聞きます。
その日以来、高い高いをされる野菊。
禿の秋水も手伝いに入ります。
天月妓楼の朝は遅く、起き出すのは昼頃のようです。
昼食に禿の凪風と合流します。
花魁の羅紋から三味線を習う野菊と秋水。
羅紋の為に宝飾を選ぶ野菊。
翌日は、花魁の宇治野から和歌を習う野菊と蘭菊。
恋歌を読みます。
蒸し暑い日が続く夏の日、おやじ様から兄達に饅頭を届けるように言われます。
襖を開けると悲鳴があがります。
怪談話をしていたようです。
十義が楽しそうに笑います。
怖がる蘭菊を見て、野菊と凪風も参加します。
宇治野兄に泣きながらしがみつきます。
清水兄に饅頭をもらって落ち着きます。
一年たった頃、野菊達禿の四人はおやじ様から、引き込みになる為に、三日後おやじ様の家に移動します。
兄達から見送られる野菊達。
清水から手紙をもらい、
「いってらっしゃい」
という言葉で送り出してくれます。
だから、野菊も、
「いってきます」
の言葉で旅立ちます。
そうして、向こう六年間は天月妓楼から離れる事になりました。
おやじ様の屋敷で暮らし一年、日々、稽古に励む野菊達。
特に変わった事なく、日々、過ごしていました。
『隅でいいです。構わないでくださいよ。』 1巻 感想
ゲームをしてる女性?少女?
主人公なのに、顔も見えないですね。
なんかスゴいゲームしてますね。
男の花魁がいる設定の乙女ゲームですね。
風邪が酷くて、死んじゃったんでしょうか。
あいまいですね。
とにかく、病死という事ですね。
気がついたら、どこかで倒れていて、その前の記憶がないと言うことですね。
最初、周りのでかさに混乱するんですよね。
子供の姿になってしまい、混乱してましたね。
ここが日本という事はわかるけど、自分の事だけがわからないようですね。
この吉原では、男が色を売る。
女は夜遊びしてこそ、女。
いわゆる男女逆転の世界ですね。
清水の傷は、下腹?
いや、腰ですね。
なにかいわくがありそうですね。
あのあわてぶりからして。
まあ、そのうちあかされるでしょうか。
暗い表情の意味とかもですね。
特に傷での対応で、気に入られたみたいですね。
清水兄に。
清水兄はどうやら、野菊の髪を伸ばして欲しいみたいですね。
切ると言った時の黒い顔、ですから。
食事を取りに行く時の兄さん達が応援する様子が、犬のようになのか、
猫っ可愛がりな感じですね。
まあ、おそらくは、猫っ可愛がりの方でしょうね。
あとの方で、それがわかるようなシーンがありましたから。
恋歌を読んだ時、
「夜離れる時は、ちょっと寂しいかな」
の意味合いの恋歌を読んだ時の野菊は、ちょっと腹黒感な表情でしたね。
蘭菊のツンデレぐらいを面白がっていましたからね。
遊男達の紡ぐ言葉……要するに、どうしても、ときめいちゃうって感じですかね。
怪談話で、野菊は超怖がりな事がわかりましたね。
それにしても、怪談話の間、どんな話だったんでしょうね。
それにしても、野菊の寝相は酷すぎですね。
引き込禿は花魁確定だそうです。
どうやら、おやじ様は最初から野菊を色を占い花魁にしようと、目論んでいたようですね。
おやじ様の屋敷に移ってからも、特に代わりなく、四人はいつものように、賑やかにやってるようですね。